ダイアリー 2013年5月

過去

2013年5月31日 

森美術館にてLOVE展を見る

森美術館はとても意欲的。展示も面白いし、様々なアートイベントも、教育プログラムも行っている。今回のLOVE展は、シャガールから初音ミクまでと、絵画、映像、写真、文楽などの舞台芸術、ハイテク機械まで組み込んだ総合的な展示。愛、をキーワードに、様々な側面からのアプローチ。こういった展示の中にいると自分の中の何か新しい感覚を刺激されるように思う。それが何なのかすぐに答えは見つからないけれど。

2013年5月30日 

大阪音大

今日の授業ではショパンを取り上げる。生徒さんたちの中に、バラードを試験で弾く子が何人かいて、ショパンについて学びたいとの希望が。
まずは人生と彼を取り巻く社会状況について。今日は、ノアン時代あたりまでしか進まなかったが、次回はその後の人生、弟子たちの証言、をみて、当時の演奏様式、楽譜の記号の意味まで進みたいと思う。そのあとで、それらを踏まえて楽譜をもう一度見てみよう!と発展させるつもり。それにしても授業をすることも私にとっても勉強になる。

2013年5月29日 

音楽の友インタビュー

モーツァルトのソナタについて。音楽の友と、音楽の友が出すモーツァルトムックへの取材。

2013年5月27日 

文化庁文化審議会政策部会会議

今年度は審議会政策部会の委員を務めさせていただくその第一回会議。文化庁の講堂にて。
芸大学長の宮田先生を部会長に幅広いフィールドの方々からなる委員会。少しでもお役に立てれば嬉しいこと。

2013年5月26日 

ブラームス協会例会にてリサイタル

今年で40周年!を迎えるというブラームス協会。でのコンサートなのに、ブラームスは117の三曲のみ。あとは、ベートーベン。考えてみれば、このところかなりブラームスから遠ざかっていた。この機会をいただいて、改めて今年度作品117の三曲をプログラムに入れることにして本当によかったと思う。晩年の小品たちの魅力は奥深い。
そして今日もハンマークラヴィーアを取り上げた。やはり、一筋縄ではいかない。この曲を、楽々と、余裕で弾けるようになりたいものだ。
なんとか弾いたとしても、全く余裕なんてない。

2013年5月24日 

クラシック事業協会理事会

新しい社団法人になってから初の会合。
クラシック業界を取り巻く問題は多い。一つずつ改善すべく、発展すべく、みなさん、心を砕いていらっしゃる。
私は最近、いろいろな会議に出させていただいて、それぞれの立場、スタンスを見せていただき、様々な関係もなんとなく推し量り、その上で私はやはり一人のアーティストとして何をすることが出来るのか。考えながらも、お役目を果たすことができたら嬉しいと思う。精進精進!

2013年5月23日 

【今日のクレア】いくら、名前がクレアだからって、クレラップ?!?

誰がやったのかな?

ごめんなさいのポーズしながら、涙ならぬ鼻水が、ポトリ

2013年5月21日 

カメラマンの齋藤清貴さんの誕生会に伺う

ここ六年ほど毎年アーティスト写真を撮っていただいている齋藤さん。素晴らしく美しく、かつ、人となりを醸し出す写真を撮ってくださる。いつも、感謝感謝です。
その齋藤さんの誕生会が青山で。齋藤さんは芸能界、映画界のお写真がほとんど。
ものすごい経歴の持ち主なのだ。だから齋藤さんに毎年撮っていただくというのは、凄いこと。ありがたいことです。
これまでお撮りになったきらめくスターたちの写真や、実は、風景も素晴らしい、写真たちもスライドで紹介され、改めて尊敬の意が強くなる。何よりも、どの写真にも愛!がある。あたたかさがあるのが素敵。普段のクラシック業界の雰囲気とは異なる業界のパーティは刺激的だった。

2013年5月21日 

【今日のクレア】お風呂入ったの

2013年5月20日 

桐朋古楽器科にて、平井千恵さんのフォルテピアノにかんする講座を聞く

はまり出してかなりになる古楽器。今日は桐朋が持つデユルケンという1795年のモデルのレプリカで聞く。ウチのシュタインモデルより、鍵盤は二つ多い。
鍵盤楽器の歴史、構造、そして当時の奏法による楽譜の読み方など。以前はそんなこと全く知らないでモーツァルトやベートーベンを弾いていたと思うとちよっと恐ろしい。知らないより、絶対的に知るべきだ。知っての選択をするということの大切さをしみじみと。
そして1803年にベートーベンがエラールからもらったピアノは四本ペダルがついていたことを今日知った。四本それぞれ、一体どんな機能だったのか、憶測はできるけど正確なところを知りたいものだ。

2013年5月19日 

佐倉にてリサイタル

今日のプログラムにはハンマークラヴィーア。
今年はハンマークラヴィーアを、鼻歌で弾けるよう?というのは冗談ですが、より説得力のある演奏をしたいと何回かプログラムに入れさせていただいています。
普通は敬遠される超のつく難曲。
弾くにも、解釈するにも、知力、体力、気力、すべてを最大限必要とする曲。これを、楽チンに弾ける方がいらしたら、本当にすごいことです。
いつか楽チンに弾けるようになりたいものです。
で、今日も、やはり、手ごわいハンマークラヴィーアでした。本当にすべてらくらくと、手中に収めて弾けないものです。
その度に、なぜなのかと、考えてしまう私。
今日は、ピアノの椅子が古くて、私の高さまで下がらず、普段より1.5センチ高い状態で弾いたのは確かにかなり様子が違った。1.5センチの違いはかなりなもの。なんてったって、ピアノの鍵盤は1センチの上げ下げ。それを、通常より1.5センチ高いとこから操作する。けれど、そんなことで滅びていてはいけないと思う。
ハンマークラヴィーアのプレッシャーはものすごく、リハ後は、頭がクラクラして気持ちが悪くなり、終演後には、首肩がこりまくり、吐き気をもよおしたほど。精魂尽き果てるとはこのことなり。修行です。
そんな修行の曲をプログラムにかけて良いのかという疑問もありますが、そこに山があるから登らずにはいられない。
26日のブラームス協会でのリサイタルにも再び、ハンマークラヴィーア!

2013年5月17日 

文化庁長官懇親会

毎回、長官からお題をいただき、それについて様々なジャンルの方達と語らう。幾つかのテーブルに分かれて話あったレポートをそれぞれのテーブルから一名ずつ発表する。私は参加すると、このレポート役を仰せつかってしまうことが多い。最近では覚悟をきめて、メモ用紙をたくさん持参することにした。
それにしても、文化を取り巻くありとあらゆるジャンルの素敵な方たちが集われるので、勉強になることといったら。
ものの見方、感じ方、考え方、他ジャンルの歴史、現在、芸のあり方。
限りなく為になる懇親会なのです。

2013年5月16日 

大阪音大

今日の授業では、ベートーベンの作品109を取り上げる。
109に至るまでのベートーベンの作品の変遷をざっとみて、そして109に何を書いたのかということ。
楽譜を見れば見るほど、新たな発見や疑問も湧いて来る。

2013年5月14日 

桐朋教授会

桐朋へ出かけると必ず学校前のミスタードーナツへ寄ってしまう。私のなかでは、寄らねばならない!状態。若き日に、朝五時に開く学校の練習室に通い続け、その前に24時間オープンだったこのミスタードーナツでコーヒーとドーナツを買う!というのが私の日課。このミスタードーナツは私の原点なのです。
教授会は、再び三時間も!ドーナツを食べておいて良かったわ。

2013年5月13日 

モーツァルトソナタ全集ジャケット写真撮影

全部で六枚組、ということは、何枚の写真が必要になるのか?とにかく、たくさん!は間違いない。
朝は六時半にメークの合田さんが我が家にやってきてメーク開始。それから都内某所へ移動し、撮影、撮影、撮影。
衣装も五パターン、場所も替えながら。
もはや、一日で六枚組分撮影は無理だろうと思うなかれ!私の撮影チームは、ウルトラ速い、カメラマンの斎藤清貴さんという強い味方が。
そして、デザイナーの藤田ルリさん、とのコンビもバッチリ。
ポンポン撮って、撮って、撮って、何と四時には撮影終了。
ベートーベンのソナタ全集のときには11枚組で北海道で二週間かけたことを思うと、今回の撮影の凝縮振りはすごかった。
速くてその上、とても素敵な写真がとれています。
バラエティも豊か。
どうぞ、お楽しみになさってください!!

ヘアメイクの合田さんが入念にチェック!

2013年5月12日 

お茶のお稽古

このところ、お茶のお稽古にちゃんと伺えている。学校の茶道部でもお稽古している娘の真似をして何とかつないでいる私。遅遅として、進まないけれど、このお茶室の時間は何物にも変え難い。
鳥栖の公演のあとに訪れた有田と唐津のことなど先生とお話も弾む。お茶文化に触れると、焼き物、お料理、書、歴史、ありとあらゆるところへ興味も拡がり、お話も拡がる。

2013年5月11日 

娘学校保護者会

高校に入ってからは保護者会は年一回となった。その分、全校保護者会、学年での、クラスでの、と三つ続く。
学校の椅子に座っていると腰が痛くなってくるのはトシのせい?

2013年5月11日 

【今日のクレア】今日も眠い

えっ写真?

でもネムイ

2013年5月11日 

今年も咲きました!

幸福の木に花が。
演奏活動始めた頃に買った小さな幸福の木が、今や天井に届くほどの大きさに!

2013年5月10日 

佐倉市立小竹小学校にてワークショップなど

四、五年生対象に鑑賞型のプログラムをまず。
今回は言葉と音楽に焦点をあて、これまでにないプログラムを組んだ。演奏曲には、武満徹作品も。
そのあと、五年生のふたクラスそれぞれにワークショップ。言葉を使って音楽作り。これもこれまでにない初めてのプログラムを組んだ。
地域創造ステージラボに参加していた千葉市文化振興財団の石川さんも助っ人に入ってくださり、また、私の秘書の白井ちゃんは毎回一緒におこなっているので、もう、大変に頼りになるし、任せられるし、そして桐朋の生徒二人、私のマネージヤーに新しく就任!した野崎嬢も加わり、そこへ、ウチの娘もフルートを持って参加(この為に学校はお休みしてしまいました!)
そんなみんなの力が加わり、楽しく出来ました!

2013年5月9日 

モーツァルトソナタ全集ジャケット撮影用衣装合わせ

ソナタ全集は六枚組になる予定。とすると、ジャケット写真のパターンもたくさん必要。
その撮影用衣装合わせ。
これまでのジャケット写真とはまた趣きの異なるものになりそうです。
ソナタの内容共々、お楽しみに!

2013年5月6日 

鳥栖にてモーツァルトピアノカルテット

今日は小ホールのヤマハを弾く。こちらのピアノは、大丈夫でした。
それにしても昨日のあれは何だったのだろうと、聞くところによると、一昨年は外人アーティストがこのピアノでは弾けない!とクレームし、なので昨年はヤマハを運び込みしたのだそうでした。
しかし、今年は予算削減でそれができなかったとのこと。
でも、今日、小曽根真さんは、とてもうまく扱っていらして、さすがだなあ、と感じ入りました。
我が身の未熟さを嘆きつつ。
で、小曽根さんに伺ったら、彼も超弾きにくくて、今日早くにホール入りしピアノの状態を見て、その後、モーツァルトなのだが、ショスタコーヴィチを弾くタッチで弾く練習をして挑んだとのこと。
そうだったのか!で、ショスタコーヴィチを弾くタッチで、ホールでは丁度モーツァルトに聞こえました。そういう対応が出来た時間的余裕が、勝因であると分析。
これから、状態のわからない楽器のときはそうしようと思った次第。

小曽根さんと!

2013年5月5日 

鳥栖にてモーツァルト協奏曲

今日は、本当に我ながら、我が身の未熟さを感じいる物でした。
リハーサルがキチンと出来なかったり、ピアノの調整も出来なかったり、というのは、ラ・フォル・ジュルネでは当たり前。それでも、自分の演奏をするというのがプロというもの。
けれど、コントロールしきれず、惨敗。
普段のコンサートのような落ち着いた準備が出来ない状態でも、良い結果に結びつく自分を鍛えるか、もしくは、キチンと準備出来る最善を目指して、そうでないものは排除していくのか。私なりのスタンスを考え直さなくてはと、思った次第。
今日のお客様の皆様、また、近くで公演ありましたら、またいらしてくださいましたら本当に嬉しいです。
明日の室内楽は、もっと納得いく演奏ができるよう頑張ります。

2013年5月4日 

アンヌ・ケフェレックさんとの連弾などのコンサート

それぞれがソロを弾き、そして連弾。
ケフェレックさんは素晴らしい。手の使い方、音の出し方、楽器の鳴らし方など、学ぶこと多し。
今回のラフォルジュルネ、この連弾は私にとってのハイライト。
大変に感銘深いリハーサルと本番だった。
もう素敵な方で大ファンです。終演後もちよっとだけだけど、とても密度の濃いお話が出来て、一を聞いて三十くらい、私には広がりがありました。この歳になっても、こういう形で学ぶことが出来ることは、ホントに幸せなことです。

ケフェレックさんとリハーサル

ケフェレックさんと終演後

2013年5月3日 

ラ・フォル・ジュルネ東京

今日はリサイタル。相当早く家を出たのに!なんと!国際フォーラム近くは機動隊、おまわりさんでバリケード状態。今日は憲法記念日!スピーカーガンガンの黒い車たちと、おまわりさんの車の睨み合い状態で、どの道もどの道も国際フォーラムへ近づけない!
ぐるぐる回っているうちに、私の車の隣に白バイが!白バイといえば、切符切る時にはニコニコ近づいてくるのに、今日は、私が、国際フォーラムへ入る道を伺った!(一応敬語です)ら、わからない、と、サーっと走り去るではないですか!
おまわりさんたちが、この通行止めをして、市民が大変な思いをしているのに、道案内してくれないとは、何事ぞ!と、私は怒り心頭だったのでした。で、ぐるぐる回って、回って、ようやくなんとか近づけたのは、なぜだか、その時間にバリケードが解除になったから。
もともと、ラ・フォル・ジュルネは、リハーサル時間も20分しかとられていない。ところへ、私は会場入りが遅れたので、10分のみピアノを触り、着替えてすぐ本番。ただでさえ、ワサワサしているこの音楽祭、余計にワサワサしてしまった。
明日は、憲法記念日ではないから、あのバリケードは無いはず、と願う。

今日弾いた読売ホールは、音楽をするには、舞台の上では、全く響かない。つい頑張って弾いて、指先がさけてしまいました。終わった時鍵盤に血が!
今日は実は私的には大変面白いプログラムを組んだのです。武満徹さんの雨の樹、ドビュッシーの雨の庭、ショパンの雨だれ、雨シリーズなんだけどもちろんお天気は晴れ!晴れ女の面目躍如。

プラス普段弾かない三善晃さんの現代曲なども弾く。フランス音楽と日本の現代曲の流れのようなことが比較して聴いていただければ嬉しい。

血が!痛いです!

今年のポスターこんな感じ

駐車場から荷物を運んでくれた肥後さん。肥後さんがいなかったら読売ホールにもたどり着けなかったことでしょう!

広場のお店たち

国際フォーラム通路。夜になってもこんな感じ

2013年5月3日 

【今日のクレア】キッチン床で

お腹が空いたわん

2013年5月2日 

来年二月のチラシ完成!

来年二月のサントリーホールのリサイタルチラシ!出来ました!
次回のテーマはロマンティック極める!
ベートーベン、モーツァルトと続けてきた先には、ピアノの音のロマンティシズムを追求したい!
濃厚な時間になるよう頑張ります。
発売はもうちよっとだけ先ですが、チラとチラ視?!チラシ!お見せします!

2013年5月1日 

ラ・フォル・ジュルネ リハーサル

のんびりした四月も終わってしまい?!エンジンかかる五月となりました。今日はラ・フォル・ジュルネのリハーサル、三本!
ケフェレックさんとの連弾のリハーサル、間一時間ちょっとあけて、モーツァルトのピアノ協奏曲のリハーサル、またまた一時間空いて、モーツァルト作曲「ピアノ・カルテット」のリハーサル。
東京の国際フォーラムは、ぼちぼちと、リハーサルするアーティストが行き交う。しかし、建物はまだ嵐の前の静けさ。三日に音楽祭が開幕したらものすごいことになるのです。
リハーサルはそれぞれ楽しかったけれど、やはりケフェレックさんとのリハーサルが、身になった。
ピアニスト同士だと、タッチからペダルの使い方から、もうガンガンビシビシよくわかる。とても為になった。ラヴェルについて、学ばせていただいています!ありがたいことです。
ケフェレックさんは、非常にはっきりと、そして、端正に、弾かれる。それでいて繊細でファンタジー豊か。本当に素敵な方。おいくつなんだろう?私が子供のころからもう大人で活躍なさっていた。
今でも、とても若々しいし、チャーミング。私もそういう歳の重ね方をしたいものだ。