ダイアリー 2022年3月

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2022年3月13日 

岡山県新見市にてリサイタル

ベートーヴェンとショパンを演奏しました。
ショパンでは、もともとプログラムに載せていなかった革命のエチュードも演奏しました。
この曲は、ショパンが故郷を離れて二週間後に起きた革命に、戻ることも叶わず、家族の安否もわからず、故郷の様子もわからない気も狂わんばかりの頃に書かれたということで革命と呼ばれています。
英雄ポロネーズも、バラードの1番も、ノクターンも、今ウクライナで起きていることと、ショパンの頃のポーランドとがリアルに重なります。
音楽はリアルなのだと。
ショパンが生きて伝えたかった音楽は、遠い昔の遠い国の悲しいお話ではないのだと。
その気持ち、思いは、今を生きる私たちに、リアリティを持って伝わるものなのだと、改めて噛み締めています。

2022年3月3日 

紀尾井ホールにてベートーヴェンソナタリサイタル

テンペスト、月光、悲壮、熱情。
今ほどベートーヴェンが生きた時代を、リアリティを持って感じる時があっただろうか。
音楽にはメッセージがある。
ベートーヴェンのメッセージは強い。
そこには、今を生きる私たちの思いを重ねる事ができるメッセージがある。
思いを重ねずして、何のための音楽だろうか。
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