プロフィール

仲道郁代(ピアノ)

仲道郁代 近影

 日本で最も求められ続けているピアニストの一人。 音楽から神聖さ、親密さを見出してパーソナルなピアノの音として立ち上らせる独特の演奏スタイルは多くの共感を得ている。

 桐朋学園大学 1 年在学中に第 51 回日本音楽コンクール第 1 位、増沢賞を受賞後、文化庁在外研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第 1 位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール第 5 位と受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始。88 年に村松賞、93 年にモービル音楽奨励賞を受賞。

 これまでにサラステ指揮フィンランド放送交響楽団、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団 (ECO)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団、P. ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団などのソリストとして迎えられ高い評価を得ている。 また、99 年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001 年にはサンクトペテルブルグ、ベルリン・フィルハーモニーホールでコンチェルト・デビュー。05 年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われたイギリス室内管弦楽団 (ECO) 主催の「結婚祝祭コンサート」に出演し絶賛された。 室内楽ではストルツマン、ハーゲン弦楽四重奏団、ブランディス弦楽四重奏団、ベルリン・フィル八重奏団等と日本ツアーを行った。

 CD はソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞 CD を含む「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」や「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」、「シューマン:ファンタジー」、「ドビュッシーの見たもの」、古楽器での録音など多数リリースしている。著書には「ピアノの名器と名曲」「ショパン 鍵盤のミステリー」「ベートーヴェン 鍵盤の宇宙」(ナツメ社)、「ピアニストはおもしろい」(春秋社) 等がある。

 近年の活動として最も注目されるのが、2018年に開始され、2027年までの10年に及ぶ「The Road to 2027リサイタル・シリーズ」である。彼女自身の演奏哲学が反映された全20のプログラムからなり、日本全国で開催され好評を博している。2021年秋に行われた当シリーズの「幻想曲の模様~心のかけらの万華鏡」公演(東京文化会館)が令和3年度文化庁芸術祭「大賞」を受賞。

 一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学 特任教授。令和3年度文化庁長官表彰。

(2022年2月現在)

仲道郁代 オフィシャルウェブサイト
http://www.ikuyo-nakamichi.com
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