2018年 春のシリーズ
パッションと理性
パッションと理性
Road to 2027
作曲家が音に込めた思い。音を通して問い続けたこと。
わたしが奏でていく音。音の先に見えてくるもの。
それらが交錯して立ち昇ってゆく世界に、没入したい。
今回のテーマは「パッションと理性」。
相容れない二つの概念の狭間。
そこには、自らのあり方を、レゾンデートルを探る作曲家の姿が、
見えてくるのではないだろうか。
そんな問いを放ち、音の向こう側に聴こえてくる感覚に身を委ねる。
この凝縮された時間を皆様とご一緒できますことに、感謝いたします。
仲道郁代
曲目
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- モーツァルト
- ピアノ・ソナタ K.310
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- ベートーヴェン
- ピアノ・ソナタ第23番「熱情」Op.57
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- ブラームス
- ピアノ・ソナタ第3番 Op.5
プログラム
【仲道郁代 楽曲探求 対談集】 プログラムの曲目に関して、それぞれ平野昭氏(音楽評論家)、田辺秀樹氏(ドイツ文学者)、西原稔氏(音楽学者)との対談が行われました。(聞きて・執筆:道下京子氏)